ROTOR(ローター)の楕円ギア Q-RINGSをインストール!シマノクランクのままでも楕円カスタムができます!

ROTOR(ローター)の楕円ギア Q-RINGSをインストール!シマノクランクのままでも楕円カスタムができます!

2019-06-17T16:17:53+00:00 2019/06/16|ニュース, 取扱商品のご紹介|

楕円ギアへの交換作業を行いました。

・ROTOR(ローター) Q-RINGS
シマノ4アーム用楕円チェーンリング(アウター) ¥17,000-(税別)
シマノ4アーム用楕円チェーンリング(インナー) ¥8,500-(税別)
専用ボルトカバー¥8,820-(税別)
交換工賃:当店ご購入バイク:¥1,500-(税別) その他:¥3,000-(税別)

元のギアはこちら。シマノ5800系105(イチマルゴ)です。

クランクセットをバイクから取外し、元の新円ギアを外した状態。

そこにROTORの楕円ギア、Q-RINGSを取り付けます。

専用ボルトでしっかり固定。

ギア板の交換が完了。実はここまではそんなに難しくありません。

再びクランクセットをバイクに取り付けた後、変速調整を行います。
楕円と真円ではフロントディレイラー(前変速機)の取り付け位置が異なります。
11速化してからのシマノ製フロントディレイラーの調整は手順などの指定が細かく、
しっかりとマニュアルを理解せず取り付けを行うと、変速性能が著しく低下します。
なので、交換作業にあたっては、実はこのあたりが肝と言ってもよいでしょう。

ビシっと変速が決まってこその楽しいサイクリングです。
どんなに上手くセットしても、真円と比較すると若干ながら変速性能が低下しますので、よりシビアな調整が求められます。

ギアを回すと楕円形状であることがよくわかります。
私(原)も楕円ギアを使用し始めて4年近く経ちます。平坦路や緩勾配では特にペダルの回しやすさや、出力の微増が体感できますよ。
たまに真円を使用すると右足が10時から12時のあたりを通過する際、足に小さな重りを付けている様な、じわりとした重さを感じます。

また、変速性能の低下についてですが、シマノ純正の真円ギアと比較すると、インナーからアウター。アウターからインナー。
どちらのチェンジも、低下しますし、雑な変速ではチェーン落ちのリスクがあります。(真円でも雑に変速するとチェーン落ちは普通にしますが)
ただ、「変速ポイント」をつかんでしまいさえすれば、驚くほどスムーズです。私はほとんどチェーン落ちさせた事がありません。
(変速機周辺の構造やチェーンの流れをよく理解して使用しているというアドバンテージはありますが…)

ちなみに、こちらシマノ4アーム用楕円リングとしては2世代目です。
1世代目と比べ、楕円率は10%から12.5%へと拡大しており、楕円ギアの利点がより明確になっています。
デザインも派手さを抑え、ここ最近のバイクデザインに合いやすいシンプルでクリーンな物となりました。

旧11速(9000、6800、5800系)はもちろん、新11速(R9100、R8000、R7000系)にも対応しています。
*チェーンリング固定用の専用ボルトカバーの値段が異なります。旧11速系¥8,820-(税別) 新11速系¥7,500-(税別)

今回の場合ですと工賃などもすべて込みで総額38,686円(税込)でした。
歯数を増やす場合などはチェーン交換やワイヤー交換を伴う可能性もあります。
交換と費用につきましてはお気軽にご相談ください。

是非、バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店へお越しください。*クリックでアクセスマップへリンクします。

東大阪市、奈良市、天理市のTREK(トレック)のロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク専門店。
バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店 原一矢