明けましておめでとうございます！本年もどうぞよろしくお願いします。
バイシクルカラーは全店舗1/4(土)から通常営業しております。
さて、本年最初はメンテナンスのご依頼を多く頂戴します。
年末年始に沢山走った方、これから1年間通勤でしっかり乗る方、目的や車種は様々です。
まずは通勤でご使用頂いているクロスバイク（TREK FX 3 Disc）のブレーキパッド交換です。
車輪が取り付けされた状態だとパッドの目視が行いにくいのが少し難点です。
車輪を外すとご覧の通り一目瞭然です。
ちなみに車輪が取り付けされた状態で目視する場合、ライトを当てると良く見えます。
赤い丸で囲った箇所、本来パッドがある箇所ですが、ほとんどすり減っています。
左が減ったパッド。パッドの厚みが0.5mmで交換となりますが、偏摩耗しますので1mmを下回るとそろそろ交換といった印象です。
パッドを交換する際、パッド本体の入れ替えだけでは作業として不十分です。
パッドの摩耗を補う様にせり出したピストンを奥に戻し、ピストンを初期の位置に戻します。
その後ブレーキキャリパー(ブレーキ本体)の取り付け位置調整も行い作業完了です。
よく見るとパッドの厚みが見えますね！
ディスクブレーキは、パッドが摩耗してもその事に気づくのが難しくもあります。
言い換えると、常に安定したブレーキングが可能という事でもあるのですが、
その分定期的にチェックする必要があります。
交換時期や走行距離は、ブレーキの掛ける頻度や体重、ブレーキを掛ける左右差などにより大きく異なります。
ちなみに、今回はリアブレーキのパッドを交換しましたが、フロントブレーキはほとんど摩耗しておりませんでした。
お客様によってはこの逆のケースも多々あります。基本的には左右均等にブレーキを掛けて頂くと良いでしょう！
一気に普及しているディスクブレーキ、関連記事もご参考頂き、ぜひ予備知識として頭の片隅に置いて頂けると幸いです。
より安心・安全なスポーツバイクライフに繋がるかと思います！
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