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TREK(トレック)の2020年モデル新型DOMANE(ドマーネ)をProject One(プロジェクトワン)で注文しました。

TREK(トレック)の2020年モデル新型DOMANE(ドマーネ)をProject One(プロジェクトワン)で注文しました。

2020-01-06T12:20:44+00:00 2019/07/26|商品, 趣味|

新型DOMANE(ドマーネ)が発表されましたね。

と、いうことで早速自分のバイクをオーダーしました。

DOMANEはTREK(トレック)のバイクラインアップではエンデュランス(忍耐・耐久力・持久力の意)ロードとなっており、
持久的な走り、ロングライドが得意なモデルです。

DOMANEを語る上で話題になるのは振動吸収システムである「ISO SPEED(アイソスピード)」ですが、
個人的にはISO SPEEDは日本の路面整備環境においては少々過剰な性能を有している気がします。
部分的、区間的に路面が悪い箇所というのはいくらでもあると思いますが、その様な道が何10kmに及んでいるのは見たことがありません。
*写真はTREK WEBサイトより。旧モデルDOMANEのイメージ写真。こんな道が何10kmも続く所を高速走行する為のバイクです。

・何故今DOMANEなのか。

前置きがかなり長くなります。

時間の経過や環境、気持ちの遷り変わりというのは面白いもので、
今の私にとって、速さを追い求めたアグレッシブな走りは、少々荷が重く、趣味に合いません。
また、自宅出発で行ける範囲はすっかり走り慣れてしまい、テリトリーに限界を感じています。

自転車への取り組み方や乗り方、性格の違いで一律の価値観ではないと思いますが、
私の場合、トレーニング目的で走る事はほとんど無く、主にリフレッシュの為に乗っています。
繰り返し同じ道を走ってもリフレッシュできる人もいるかもしれませんが、私は性に合いません。


なのでもっともっと遠くへ。テリトリーを抜け、その先へ走りに行こうと思いました。
それにもっと日本の事をたくさん知りたいですね。グーグルマップを使えば無料で今すぐにどこへでも、擬似的に行けますが、
そんな容易い方法ではなく、自分の目で見て、その土地の空気に触れて、360度、全身で感じたいわけなんです。

たぶん、そういった意欲的な気持ちは何歳になっても持ち続ける事ができるのでしょうが、
年齢を重ねるにつれて、体力や時間など、あらゆる制約が増えていくのではないかと思うと、焦ります。

「いつやるか?今でしょ!」ではありませんが、やりたい事に多少のハードルがあったとしても、
そんな多少のハードルはなんとでもなります。合言葉は「為せば成る為さねば成らぬ何事も」です。

と、いう事でMADONEでは輪行もしにくく、旅の相棒とするには少々難ありなので、DOMANEが候補に。

・DOMANE→MADONE→DOMANE

私のロードバイク変遷です。
最初のDOMANEはサイズ54。これが適正です。次のMADONEはDHバー装着を前提としたジオメトリを求めワンサイズ小さい52に。
で、今回のDOMANEはサイズ54です。

MADONEを購入した時はDHバーを装着し、平坦路をハイスピードで駆け抜ける事が一番の快感だったわけですが、
ここ最近はDHバーを外し、平坦も坂道もある、ロードバイクらしいコースを走る事が増えました。
そうしている内に徐々に直進安定性に物足りなさを感じる様になりました。
私の体格で52サイズのMADONEですと、良くも悪くもハンドリングが結構クイックです。
(MADONEのハンドリングがクイックなのではなく、‘私の体格にしてはワンサイズ小さい52サイズのMADONEでは’という意味なので注意。)

ホイールベースを見てみるとMADONEの52(H2フィット)で97.7cm。
DOMANEの54サイズ(エンデュランスフィット)で101cm。3.3サンチ差。全然ちゃうやんけ!

これも別に「ホイールベースが長けりゃ正解だ!」という物ではなく、
むしろロードバイクは元々レーシーな乗り物ですから、長すぎてもハンドリングや加速が‘たるく’なってしまい、
「らしくない」バイクに感じる可能性もあるでしょう。
何が正解ではなく、「自分の理想」とバイクが一致する事が正解だと思っています。
約2年前にMADONEを52サイズで購入した時はそれが正解で、今DOMANEの54サイズを購入する事も正解なのです。

・で何がしたいのか?

とにかく、自分の足で行ける範囲を飛び出してもっと遠くへ走りに行きたいです。
輪行、フェリー、高速バスなどを利用して、今まで行った事の無い土地を走りたいです。

移動時間も苦ではありません(車の運転を除く)。ゆっくり読書を楽しめるので結構幸せです。
日本中、行った事の無い所だらけで、可能性が大きすぎてちょっと妄想するだけでワクワクが止まりません。

不慣れな初めての場所を走るのですから、スピードに注意し、ゆったり乗りたいので、そうくるとDOMANEは相性もいいですし、
MADONEには少々似合わない巨大なサドルバックなどもDOMANEならまぁいいでしょう。
海に行ったら海鮮食ってきます。山に行ったら自然の力みなぎる壮大な景色を楽しみます。
近くて伊勢や鳥羽、敦賀、白浜とかですかね。中遠距離なら、佐渡島、黒部(チャリ無理かも)、串本。
さらに遠くなら、五島列島、阿蘇、種子島にも行ってみたいです。
*写真は福岡の志賀島。

・DOMANEでなくてもできるのでは…

そんな事は当たり前です。そんな事を言いだしたら洋服はファストファッション。飲食店はファミレスだけあればいいって話です。
軽くて、速く走れて、乗りやすくて、さらにめちゃかっこいいという贅沢が揃っているからいいんです。性能を持て余したっていいじゃあないですか。せっかくならいい自転車で旅をした方が楽しいはず。
それにバイクがよけりゃあ写真の腕が無くてもそこそこいい写真が撮れます。

また以前もブログに書いたかもしれませんが、ハイエンドモデルにはハイエンドモデルにしかない独特の満足感があります。
一度それを味わってしまっているので、もはやメインバイクをミドルグレード以下にする事は耐え難いです。
しかし当然、全て何もかも贅沢できる身分ではありませんので、どこに重点を置くのかという問題です。
そう考えた時に、私の場合、バイク(主にフレーム)は妥協できないポイントだったわけです。

・どんな仕様にしたのか。

むちゃくちゃシンプルです。
カラーはトレックの女性レーシングチームと同じカラー。白と青が好きなので。


輪行で使い倒す予定なので故障や破損もするであろう*と考え、パーツ類はセカンドグレード中心です。
*正しい使い方をしている場合、特にシマノ製部品の場合は簡単に壊れる様な事はありません。
輪行の運搬時に強く転倒させてしまうなど、通常の使用とは異なる衝撃を受ける場合、そういった可能性もあるという意味です。

シフター:シマノ アルテグラR8050
フロントディレイラー:シマノ アルテグラR8000
リアディレイラー:シマノ アルテグラR8000 GS
カセットスプロケット:シマノ アルテグラR8000 11-34T
フロントクランク:シマノ アルテグラR8000 50-34T 170mm
ブレーキ:シマノ アルテグラR8050 ローター径前後共160mm

ホイール:ボントレガー Aeolus Pro3V
タイヤ:ボントレガー R3 28C(28mm幅)
ハンドル:ボントレガー Pro Iso-Core VR-CF
ステム:ボントレガー Pro ステム 90mm 7度
ペダル:シマノ XT PD-M8000(前にMTBで使ってたやつ)
サドル:ボントレガー Montrose Elite 138mm

奇抜な製品や軽量化にこだわる方からすると、なんと無難でおもしろみの無いチョイスかと思われそうですが、
そういう性格なのです。ご勘弁ください。

以上です。

2019年8月下旬には入荷するかと思いますのでまたその時にも紹介します。

原一矢