前回ブログにアップした超軽量チューブ「Tubolito」ですが、早速100km程走ってきました。
一番驚いた点が予想に反して乗り心地がかなり向上した事です。しかしあくまでも比較対象が950円のBONTRAGER スタンダードチューブですので、既に軽量ブチルチューブやラテックスチューブを使用されている場合、体感レベルは下がると思われます。
下写真、撮った場面があまり良くなかったのですが、一番乗り心地が良く感じたポイントは下の写真のアスファルトよりも、もう少し目の細かいザラザラとしたアスファルトでの走行です。
タイヤの表面がより柔らかくなった印象で、タイヤを高級タイヤにはき替えた時の様です。これは厚みが僅か0.15mmといった従来では考えられない薄さが大きく影響していると思われます。(リムブレーキ用は0.3mm厚)
そして、肝心の軽量化の恩恵である加速に関しては、正直想像の範囲内でした。。確かに片輪で約100g軽量化されたので、中速からの加速の際のバイクの振りは軽くなりましたが、その事はEMONDA SLR Discの平均点を大きく底上げする程のものではありませんでした。元々Aeolus XXX2を履いているので贅沢な悩みなのかもしれません。
最後に、忘れてはいけない足回り軽量化の際のパンクリスクですが、これは私の経験上ですがガラス片や小さな石が刺さってパンクするケースに限って言えば、薄く軽量化したチューブよりも、薄い軽量タイヤを履かせる方がリスクが高まります。外側のタイヤが薄いと異物がチューブに到達しやすいからだと思われます。摩耗したタイヤは特にそうですね。
1本約5千円のチューブがどれだけ売れるか微妙なところですが、Tubolitoはこれまでの超軽量チューブのデメリット(エア抜けや装着時のストレス)が大きく軽減出来ているので、アイテムとしては”あり”なのではないでしょうか。
今回乗り心地向上といった大きなメリットもありましたので、しばらくこのチューブを使ってみようと思います。また何か理由があってチューブを変えた場合はブログにアップしたいと思います。
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