ついつい怠りがちな定期点検。あなたのクロス・ロードバイクは大丈夫ですか??画像を見て比べてみましょう!

ついつい怠りがちな定期点検。あなたのクロス・ロードバイクは大丈夫ですか??画像を見て比べてみましょう!

2020-03-09T17:33:33+00:00 2020/03/9|ニュース|

クロスバイクをはじめロードバイクでもディスクブレーキが増えてきました。
そのメリットはバイシクルカラーでも多く取り上げてきましたが、今回はメンテナンスと定期点検、セルフチェックの重要性を改めてお伝え出来ればと思います。

 

まずご覧頂きたいのが下の写真。一番の右パッドは完全に限界を超えてしまい、パッドだけでなく台座、さらにキャリパー内のピストンまで削っていました。当然ブレーキはもう使えません。
ちなみに左が新品、真ん中が交換時期(パッドの厚み0.5mm)です。交換時期でも結構ギリギリな印象ですね。
偏摩耗しますので、目安ではありますが1mmを下回ったら交換を考えても良いかと思います。

パッド交換については下記もご参考ください。
クロスバイクのディスクブレーキパッドの交換。

 

バイシクルカラーでは当然ながらご納車時に定期的な点検を促しています。それは乗る頻度によって期間であったり走行距離であったり様々ですが、折角ご購入バイクは無料で点検・簡易調整を行っているので、積極的に活用頂きたいポイントです。

特に、毎日雨でも乗る学生さんへは「定期的にチェックしてくださいね!」「店に持ってきたら無料でチェックしますよ!」とお伝えしていても、限界まで頑張ってしまうケースが多々あります。私も昔はそうでしたね。

 


 

下記では参考までに、ブレーキパッドとタイヤの摩耗・交換時期を書いてみました。

ブレーキシューが摩耗すると縦の線が途切れます。この時点ですぐ交換しましょう。ただディスクブレーキ同様に偏摩耗しますので途切れる直前に交換できると安心ですね。
車種により採用されている摩耗サインのパターンは異なりますので、画像と違う場合は店頭にてスタッフまでご質問ください。

 

次にタイヤですが、こちらは限界を超えてしまったケース。
かなり減ったタイヤで急なブレーキを掛け、石などでスリップするとこの様になってしまいます。
写真はクロスバイクのタイヤですが、ロードバイクの場合はタイヤがより薄い為、一気にバースト(破裂)してしまいます。

 

センターを見ると平らになっていますね。指で触って分かるくらいであればそろそろ交換しましょう。
センターが薄いと小さなガラス片や石が刺さった際、中のチューブまで到達しやすくなりパンクに繋がります。

 

銘柄は異なりますが新品のタイヤです。センターがしっかり弧を描く様に見えますね。

 


 

いかがでしたか?
スポーツバイクは、高い運動性能を求めるて設計されていると考えると分かりやすいと思います。
高価だからほったらかしでも長持ちする、錆びない、壊れない、パンクしないという訳ではありません。
むしろこまめなメンテナンスが欠かせません。その代り、とても軽い漕ぎだし、上り坂の速いスピード、クイックで機敏なハンドリングといった、遠くまで快適に走りに行くことの出来る性能を持ち合わせています。

 

とは言ってもどの様なメンテナンスが必要なのか、よく分からないですよね。
私たちスタッフにぜひお尋ねください!空気入れやチェーンオイルといった基本的なアイテムから、ブレーキパッドやタイヤ、チューブ、チェーンなどの摩耗部品の交換目安まで、色々とお伝えさせていただきます!

 

同じ様なネタが多いですが….メンテナンスネタは下記もご覧くださいね!

ブレーキオイルの交換と限界を超えたブレーキパッド。
ディスクブレーキのパッド交換。※摩耗具合のチェックもご紹介。
ロードバイクのブレーキパッドをレジンからメタルへ交換!※摩耗具合のチェックも詳しくご紹介。
パッドとタイヤの交換

ブレーキオイル交換
ディスクブレーキのロードバイク、1万km以上走って徹底検証!
ディスクブレーキの整備日記


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